教育の部屋へようこそ

ここでお話しさせていただくことは、私たちが日々の中で感じる考え方です。ぜひご参考までに読んでいただけると幸いです。

「褒める」「叱る」の関係性

 教育も時代によって大きく変わり、その中でも一長一短、賛否両論が世間を賑わしています。私たちも教育者として現場へ立たせていただいておりますので、日々教育について考えて指導させていただいています。

 ルーキーズでは、「褒める」「叱る」両方を大切にしています。この二つの教育法は、どちらか片方では成り立たないと考えています。1万円のお肉を毎日食べていたら、それが当たり前になり、ありがたみが無くなります。それと一緒で、いつも褒められていてはその効果も続きません。逆も一緒で、いつも叱られていては気持ち的にも持ちません。両方がうまくバランスをとれると、お子さまの気持ちの変化、成長にも大きく影響してくると思います。

 思いっきり褒めて、思いっきり叱れる信頼関係を目指して、これからも毎日指導していきたいと思っています。

子どもをとりまく環境

 近年、待機児童に対する問題が世間的にも大きく取り上げられています。今年4月には、千葉県市川市で保育園の新設予定が、地域住民の反対により開園を撤回するニュースも耳にしました。

 私たちはスポーツを通じて子どもたちに教育をしていく立場です。そのスポーツをする場所が、大人の事情でどんどん減っていくのは非常に残念です。子ども関連のことで意見をする方々へメッセージとして発信したいのは、私たちも皆、子ども時代を経て大人になっているということをよく考えてから意見をして欲しいということです。
子どもの頃は、何が良くて何が悪いかを様々な経験から学び、その経験は大半が家、学校、そして地域で行われているはずです。自分たちも子どもの頃、大人にたくさんの迷惑をかけて育ててもらったのですから、大人になった今、迷惑をかける子どもを排除するのではなく、ためになる大人へ成長させるという気持ちで接していって欲しいです。

 もっと広い心で子どもと向き合える社会に変化することを願っています。